ちょっと飲みたいなぁってとき、すぐに入れるお店。そんなお店が一軒あると良いですね。リアルでも、オンラインでも。
こう聞いて想像するのが、『おしゃれなバーで一人で飲んでいる自分』の人はリアル店舗での楽しみを求める雰囲気派なのでしょう。
こう聞いて想像するのが、『スナックなどでママさんやキャストのお姉さんと話しながら飲んでいる自分』の人は、人との会話やつながりを求める安らぎ派なのでしょう。
人は人との会話で安らぎを感じます。
特に、男性は女性との会話で安らぎを強く感じます。
どんな小さな街でもスナックがあり、都市部ではスナックの他にも、クラブ、ガールズバー、コンセプトカフェなどお酒を提供するお店の他、メイド喫茶などお酒ではないドリンクを提供するお店がありますが、いずれも女性が男性と会話をしながら接客してお酒等を提供するというお店です。
男性が求めているのは、お酒ではなく、女性との会話であり、つながりであり、安らぎなのです。
昭和から平成にかけて、この女性との会話とお酒を提供できたのは、リアル店舗を持つスナックなどでした。
しかし、令和である現在ではネットが急速に発展し、個人と個人が直接品物を売買する時代に入っています。
ヤフオク!に始まり、メルカリ、ラクマ、PayPayフリマ、ジモティーなど、実体のある商品を個人間で取引きするサービスから、ゲームアカウントなど実体のない商品を個人間で取引きするサービスなども出てきています。
『会話』というものも売買の対象となる商品の一つです。
では、『会話』という商品をオンラインで提供するサービスはあるのでしょうか?
出会い系サイトやマッチングアプリで、一部その様な機能があるものもありますが、男性が対価を支払う相手は業者であり、女性は何も貰えないか、業者が多くのマージンを取った残りなのでしょう。
業者が悪い訳ではありません。
商売というものは、商品を仕入れてマージンを上乗せして次の顧客に売るというシステムです。
気が向いたときだけ『会話』しても良いという女性の商品を、気が向いたときだけ『会話』したいという男性に提供するというのが、そもそも継続的に利益を生み出さなければならない企業の商売のシステムとは相容れないのです。
そこで、ネット時代である現在の女性の副業としてのオンラインスナックというシステムが注目を集めています。
オンラインスナックとは、企業を通さず、ツイッター(X)などのSNSを通じて個人間で『会話』という商品を売買するシステムです。
ここで、リアル店舗を持つスナック(リアルスナック)とオンラインスナックとの違いをみていきましょう。